5学年校外学習
12月16日(火)、5年生は校外学習でトヨタ自動車東日本大衡工場に行ってきました。社会科「自動車をつくる工業」の学習の一環として、教科書で学んだことが実際どのように行われているのか、自分たちの目で確かめに行ってきました。工場に足を踏み入れると、そこはまさに「百聞は一見に如かず」の世界でした。特にこどもたちが息を呑んで見つめていたのが「溶接」の工程です。何本もの巨大なロボットアームがまるで生き物のように動き回り、正確な位置で「バチバチッ」と音を立ててオレンジ色の火花を散らす様子は、圧巻の一言でした。一方、「組み立て」の工程では、人の手による丁寧な技術と工夫に目が釘付けになりました。流れてくる車体に、ドアやガラス、エンジンなどが次々と手際よく取り付けられ、ただの鉄の箱だったものが、私たちのよく知る「自動車」の姿へと変わっていく過程は、驚きの連続でした。見学後の質問コーナーでは、たくさんの質問が出ました。見学を通して気付いた点や疑問に思ったことをすぐに解決しようとする意欲的な姿が見られました。教室の中だけでは感じられない、ものづくりの熱気や工夫を肌で感じた貴重な一日となりました。(学級だよりより)